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カモミール・ジャーマンを水蒸気蒸留

  • houra5
  • 2018年7月18日
  • 読了時間: 4分

こんにちは、いわき市のアロマテラピーサロンKalenです。本格的な夏の暑さがやって来ました(^_^)/。この暑い中~カモミールジャーマンの水蒸気蒸留を行いました。

このカモミールジャーマンは母の畑で6月に収穫したものです。沢山干してそのままになっていましたが(^J^)、やっと丁寧に花の部分だけを切り取りました。この植物はものすごい繁殖力で、まだ花が咲いているうちから、根元を見ると沢山の小さい新芽が無数に出て、?種が出来なくても増えるのかしら?と不思議に思ってしまうほどです(写真を撮らなかったのでお見せ出来なくて申し訳ありません)。そんな具合ですので新芽をほとんど間引きし少し残し、場所さえ許せば毎年沢山収穫できるのです。

カモミールジャーマンは乾燥させてお茶にしていただくことが多いと思いますが(気持ちを落ち着かせる効果があるのでストレスや不安、不眠などの時にも良いですし、健胃作用や体を温める効果など穏やかに作用するので子供にもお勧めです)、私はフレッシュでお茶にするのが香りが良くて好きです。同じ時期のミントやレモングラスなどとブレンドしても美味しいです。ぜひ味わってほしいです。簡単にプランターで育ちますし、ホームセンターなどで苗が売られています。

また、「植物のお医者さん」と言われていて、弱った植物の近くに植えれば、元気を取り戻すと言われています。母の畑ではコンパニオンプランツ(共栄作物)として、タマネギ、キャベツ、カブ、チンゲンサイの近くに植えて、野菜の風味を良くしたり、害虫予防や育成促進などの働きを期待しています。野菜の味が良くなったかどうかは分かりませんが、アブラムシは引き受けているようでした。

今回は、乾燥花を多めに入れて二回蒸留しました。昨年も行ったのですが、写真のようにホースの部分はかなり青くなるのですが、精油は取れませんでした。集めた蒸留水もわずかに青くなっていました。香りは~(^.^)いまいち弱いですが、優しいフルティーな甘さ(温めたぽわんとしたリンゴのような匂い)で正しくカモミールジャーマンです。実は蒸留時に香りが外に出ていて良い香りの中で作業できたのですが、たぶん蒸気が漏れないようにするべきですし、次回は温度や時間、量などもう少し工夫した方が良いのかなと思いました。

とりあえず、芳香蒸留水は出来た(200ml×2本)のでまずはお顔にパシャパシャして香りと使い心地を確認。そのままでも良いかなと思いながらも、私は夏でもしっとりしたいので100mlはグリセリン3%の化粧水にしてみました。

確かに青い色が入っているのでカマズレンであるとすると(?水に溶けるのか?)、抗炎症作用や抗アレルギー作用、鎮掻痒作用、皮膚組織再生作用が期待できます。花粉症の緩和や皮膚アレルギー、日光へのアレルギーなどにどうかなとも思いますし、抗炎症作用で、日焼け、ニキビ、あせも、もしかすると、かゆみの緩和も期待できます(^.^)。

他の使用法としては

・ジャーマンカモミールの香りは、イライラや怒りや興奮している状態を和らげてくれます。スプレーにしてシュッとすると落ち着きますし、ルームスプレーとして香りを楽しむことも出来て良いですね。

・クレイやハーブパウダーを芳香蒸留水で溶かしてパックで使うと、香りによる癒し効果と美肌効果が期待できます。

・髪の毛にブローの前にスプレーすると、髪を乾燥から守るだけでなく、ほのかな香りによる癒し効果も得られます。

・デュフューザーの水のかわりに芳香蒸留水を入れると、精油との相乗効果がえられ、本来の香りに近づくかもしれませんね。やって見ます(^_^)/

芳香蒸留水には禁忌事項が殆どありませんが、(カモミールはキク科アレルギーの方は注意が必要かもしれません)。精油と異なり、芳香蒸留水に含まれる成分の濃度がとても低いです。成分濃度は精油の0.1~0.01%と言われています。そのため、精油では刺激が強かったり、妊娠中は避けなけらばならない植物でも、蒸留水ではほぼ使用でき楽しめると思います。しかし100%安全とは言えません。


 
 
 

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