梅の花の香り
- houra5
- 2018年3月18日
- 読了時間: 2分
こんにちは、いわき市のアロマテラピーサロンKalenです。
このところの陽気で梅の花がいっせいに咲きだしました。ただ空気中に他の物質(-"-)も多く日中は、気持ち良く香る事が出来ません。朝の方が空気も澄んで、花の香りも強いようで朝に香りを楽しむのが(夜も)良いです。
近くの常磐水野谷町にあるその名も梅林寺では、色華やかに山を彩っています。4色(紅、桃、薄桃、白)の梅があるように見えましたが品種はもっと多いのかもしれません

白梅の香りが一番強く、木の近くに行くだけで香ります。香りは上品で日本的だな、と思えるような冷気に凛とした感じがあります。どこか儚げで優しいが落ち着く感じもしました。

一番濃い色の梅は(写真は桃色に見えますがもっと紅いです)、香り立ちが少なく鼻を近づけないと香らないですが、ほわっとパウダリーで優しい甘みと色気が感じられました。香りより色を楽しむのでしょうね。

この桃色の香りは、しっかりしていて白梅の香りほどは立ちが良くないですが、ややスパイシー感があり力強く、梅の花らしい香りがしました。花の豪華さはこちらが一番でした。

薄い桃色の花は、あまり香りがしませんでした。しかし優しく魅力的なかわいらしい色で乙女の感じ、視覚的には一番人気かな、などと思いました。
梅は日本が原産かなと思いましたが、外来種で中国から来たようです。平安時代には和歌に詠まれているのを見るとかなり人気があった花なのだと思いますし、品種も花を楽しむものや実を楽しむものなど沢山あるようです。
ー古今和歌集よりー
人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香に匂いける 紀貫之
「人の心はさあどうだかわからりません。しかし慣れ親しんだこの土地では、梅の花が昔とかわらずにすばらしい香になって匂っていることだよ」
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