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香りが心と体にもたらす作用

  • houra5
  • 2017年10月18日
  • 読了時間: 2分

こんにちは、いわき市のアロマテラピーサロンKalenです。

今日は気持ち良く晴れて、お洗濯物やお布団なんかも気持ち良く干せました。干したお布団がお日様の匂いがする!などと素敵な表現ですが、触覚や視覚も手伝っての事と思います。

ところで嗅覚は、五感の中で最も原始的と言われます。それは嗅覚が生理反応に直接影響する感覚だからです。視覚や触覚は、脳の思考を司る部位(大脳新皮質)を経由して、感情を司る部位(大脳辺縁系)に伝わります。例えば、バラの花を見て「これはバラの花だ」、「きれいだな」と認識します。しかし臭覚では、これらの感覚とは異なった情報伝達の仕方をします。

鼻から入った香りの分子の刺激は、嗅上皮で電気信号に変換され、嗅神経から脳へ行きますが、大脳新皮質を経由せず、大脳辺縁系に直接到着するのです。次に大脳辺縁系に送られた信号は視床下部に伝えられます。

視床下部は「脳の中の脳」と言われる重要な器官です。ここでは自律神経系や内分泌系(ホルモン調節)、免疫系の調節が行われます。大脳辺縁系にある感情の中枢で緊張やリラックス反応に応じて、視床下部では、自律神経の働きを整えたり、ホルモンのバランスを調節したりするのです。

このように嗅覚は、大脳新皮質での認識を待たずに、体の生理反応にダイレクトに作用する特殊な感覚なのです。頭であれこれ考えるよりも、良い香りだなと感じる事が心にも体にとっても良い影響がもたらされるのです。


 
 
 

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