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アロマトリートメントオイル

  • houra5
  • 2017年10月16日
  • 読了時間: 3分

こんにちは、いわき市のアロマテラピーサロンKalenです。

雨で肌寒い日が続きます。暖かいお洋服や暖房機のご準備はお済でしょうか?

今日は、アロマトリートメントに使うキャリアオイルについてちょっと書いてみます。

アロマトリートメントで使うオイルは、植物油(キャリアオイル)に精油を溶かしたものです。精油は高濃度で刺激が強いので、一般には0,5~1%前後くらいに希釈して使用します。

キャリア(運ぶ)オイル(油)とは、アロマテラピーで使用する植物油のことですが、精油は脂溶性の性質をもっているので、植物油に良く溶けます。そして名の通り、精油の成分を効果的に肌へと送り込むことが出来るのです。肌への負担が少ない天然素材であり、肌への浸透性が高いことから、トリートメントオイルに使用されます(安心、安全で良い物を選びたいですね)。

キャリアオイルには沢山の種類がありますが、それ自体もそれぞれに健康や美容に有効な成分、作用をもっていますので、キャリアオイルだけでも価値のある物です。トリートメント時には、体質、肌質、季節、使用感などその時その方に合ったオイルを単独またわブレンドして使用します。

たとえばスイートアーモンド油は、ゆっくり浸透し肌に優しく、赤ちゃん、敏感肌や乾燥肌に良く馴染みます。抗炎症作用、保湿作用、皮膚軟化作用があり、皮膚のやわらかさを保ちます。単独でも他のオイルとのブレンドでも使いやすいです。

マカダミアナッツ油は、人の皮脂に似た成分が多く、肌に馴染みやすく、皮膚の若返りを助けます。皮脂が少なく乾燥しやすい冬場や高齢の方には、とても良いです。

ホホバ油は(植物性の液体ワックスに分類)、保湿力が高く、シルクのような軽い手触りで、皮脂バランスを整える作用があるのであらゆる肌質に合います。特にニキビ肌、脂性肌、老化肌に向いています。ヘアケアにも良いです。

オリーブ油は肌への浸透が良く、保湿効果が高い。乾燥肌を優しく保護、柔らかさを保ち、しみやしわを予防する。いくつかのグレードのオイルがあります。オリーブスクワラン油は、軽い感触で滑りが良いです。

グレープシード油は、伸びが良く粘性が少ないので、夏場や汗ばむ季節のトリートメントにお勧めのオイル。敏感肌や脂性肌の方に向いています。やや酸化しやすいので早めに使い切ります。

その他、アプリコット油(当サロンではフェイシャルに使用)、ローズピップ油(肌のアンチエイジングに)、小麦胚芽油(ビタミンEを補給)、アボカド油(ビタミン、ミネラル豊富)、ゴマ油(抗酸化物質、ビタミンE)、ツバキ油(オレイン酸多い)、月見草油(ホルモンバランス、更年期、PMS,月経痛、肌の乾燥、炎症に)、ピーチカーネル油(アプリコットやスイートアーモンドと似た作用)、ヘーゼルナッツ油(皮脂に近い、浸透しやすい)、ボリジ油(γーリノレン酸多い)、カロフィラム油(鎮痛、抗炎症、創傷治療)、ククイナッツ油(皮膚浸透、乾燥肌に有用)、カスター油(ヒマシ油、リシノール酸)、{インフューズドオイル(アルニカ油、カレンデュラ油、キャロット油、セントジョーンズワート油)}などなど沢山ありますが、用途によりブレンドなどして使います。(おおざっぱでm(__)m)

※ベビーオイルなどのミネラルオイル(鉱物性のオイル)は、肌表面を覆う保湿や、滑りが良く安価なのでマッサージに使いますが、分子が大きいので肌へ浸透しません。アロマテラピートリートメントには使用しません。


 
 
 

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