臭覚を鍛える
- houra5
- 2017年10月9日
- 読了時間: 2分
こんにちは、いわき市のアロマテラピーサロンKalenです。
連休は爽やかに晴れて、空気も清々しく気持ち良く過ごされたことと思います。
ベランダに出て深呼吸すると、体の隅々まで綺麗な空気が運ばれて元気が出てきます。
近所の土手が草刈りされているので、微かに乾草の甘い香りと山から届く秋の木々の香りなどがします。
人間の臭覚は鍛えれば、100倍も良くなると言われています。このことは、普段の生活の中で、私たちが思いのほか臭覚機能を活用していないからのようです。
例えば、調香師は数千種類の香料を嗅ぎ分け、5~6百種類の匂いを記憶し、100種類も混じり合った調合香料の成分や、一般の人より1万倍も薄い匂いを嗅ぎ分けることができ、素敵な香水を創造します。
そして、ワインのソムリエは、一口味わっただけで、そのワインの産地や、製造年を当ててしまいますね。そこまでは行かなくても、味の違いや香りや風味の奥深さを感じ取る喜びを味わうことができたら、楽しいだろうなと思います(飲み過ぎてしまうかな(*´з`))。
そこで臭覚を鍛えるために、普段の生活の中で香りを意識して生活し始めることを提案します。今まで気が付かなかった香りに気づき、思わぬ発見や喜びに出会えると思います。美味しいものをいろいろ食べることで、味覚が鍛えられるのと同じように、世の中にある沢山の香りを堪能して、臭覚も鍛えて見てはいかがでしょう。
焼きたてのパンや香ばしいコーヒーに香りが無かったら、どんなに味気の無いものでしょう。素敵な花に香りが無かったら、少しさびしいかな。臭覚は五感の一つ、他の感覚と連動して共感覚を生み出し、喜びや感動を何倍にもしてくれます。
自分に備わった感覚ですもの、意識出来れば鍛えることができ、沢山の香りの経験をすることで人生に潤いと楽しみが増えるのではないかと思います。
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